

2010年から取り組みが本格化した「石州瓦の北海道市場開拓」。
石見(いわみ)地方と北海道は、江戸時代から明治の頃、北前船で、石見焼きや石州瓦(来待色の赤瓦)が流通するなど、かっては交流があった絆を持っています。
凍てに強く、割れないだけでなく、塩や酢に強い、色あせや変色しない石見焼き「“はんど”とう名の水甕」や石州来待瓦の品質が、極寒で海に囲まれた北海道で求められていたようです。
最近の調査では、明治に建てられた神社仏閣やニシン御殿などに石州来待瓦が葺かれていたり、今でも石見焼きが現存する地域が数多く残っていることが判りました。
山陰中央新報の記事で紹介されている施工物件は「伊達市の観光物産館」、平成24年4月に完成オープンした大型建築物です。
またここ1〜2年の間に石州瓦で葺かれた住宅も相当数生まれています。あらためて寒さと凍てに強く、塩害にも強い石州瓦の品質が徐々に認められてきました。

平成24年6月16日 山陰中央新報社掲載記事
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明治前後に建設された石州瓦葺きの施工物件