■落砂式摩耗試験装置
JIS A5209−1994陶磁器質タイル7.8摩耗試験方法を適用。海岸部など砂などによる摩耗や経年劣化によるすり減りを検証するもので、J旧規格で定める砂の落下式摩耗試験によって摩耗度を測定しました。
試験体の摩耗度は0.01g未満と微量であり、ほとんど重量変化はありませんでした。
(島根県産業技術センター試験)
試験体の摩耗度は0.01g未満と微量であり、ほとんど重量変化はありませんでした。
(島根県産業技術センター試験)
超耐候促進試験は、時間の経過によって屋根材表面の色および光沢の変化を測定する試験。1000時間、2000時間でどう変化するかを測定しました。色および光沢の変化が少ないものほど、美しさが長持ちするということになります。
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色の変化 0.28(2000h) 光沢の変化 保持率99.1%(2000h)
試験結果に異常はなく、石州瓦の美観保持力の強さが証明されています。(平均値)
(ツツナカテクノ(株)試験)
色差の程度の評語 | △E*ab |
---|---|
きわめてわずかに異なる(trace) | 0〜0.5 |
わずかに異なる(slight) |
0.5〜1.5 |
感知し得るほどに異なる(noticeable) | 1.5〜3.0 |
著しく異なる(appreciable) | 3.0〜6.0 |
きわめて著しく異なる(much) | 6.0〜12.0 |
別の色系統になる(very much) | 12.0以上 |
棟などの瓦屋根工事に必要な副資材にモルタルや南蛮漆喰があります。この中に含まれるアルカリ性の養分や自然界、地域社会の活動から生まれるアルカリ性物質も、屋根を蝕む外敵の−つ。石州瓦は、JISA5209−1994陶磁器質タイル7.13耐薬品性試験方法を適用。
試験体は、いずれも異常なしとの結果が得られました。
(島根県産業技術センター試験)
複合塩水噴霧試験は、金属の劣化(サビなどの発生)を検証することを目的とするもので、自動車業界などでは、ボディやネジなどの劣化現象の検証に使用されています。石州瓦業界では、この試験を、瓦表面の変色を検証するために実施しました。密閉された箱の中に置かれた試験体に対して、濃度10%、温度35℃の塩化ナトリウム溶液の塩水を (1)2時間噴霧にさらした後 (2)4時間乾燥させ (3)さらに2時間湿潤した後取り出し (4)水洗いをして箱内にて3〜4時間乾燥させます。この過程を1サイクルとし、これを3サイクル、30サイクル、60サイクル、90サイクルと繰り返し、表面の色変化や重量変化を測定します。
試験体の重量変化は90サイクルで3.1%〜7.6%の間に集約され、平均で5.5%。重量変化はわずかなものでした。また、色の変化は見られず、石州瓦は表面の色が変わりにくい品質を持っていることがわかりました。石州瓦の耐食性に優れた品質がお判りいただけたと思います。
(島根県産業技術センター試験)