防火性能も屋根の基本性能の一つ。石州瓦は粘土瓦ですから、防火性能はすでに自明のもの。仕様書として記述を必要としません。
2000年の国土交通省告示第1400号不燃材料を定める件の中で、粘土瓦は不燃材に認定されています。また建築工事標準仕様書・同解説 JASS12屋根工事(日本建築学会2004年発行)の中で、「粘土瓦の防火性能は、防火性能の具現が自明のものであり、仕様書として記述を必要としない」と明記されています。
詳しくは建築工事標準仕様書、同解説JASS12屋根工事(2004日本建築学会発行)を参照下さい。
防火認定って何?
2000年6月の建築基準法の改定で建築物の耐火・防火に関する基準が変わり、すべての屋根の耐火時間が30分となりました。また外壁と屋根は遮炎性能として、過熱面(火災)以外の面に火災を出すおそれのある損傷を生じないこととなりました。さらに屋根、壁、柱、床などの主要構造物は、耐火構造であることも定められました。また屋根は、建築物の内側あるいは周囲で発生する火災による加熱や比熱に、当該火災が終了するまで耐えることも必要です。
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江戸神田佐久間町大火 これをきっかけに、城下町の防災対策の考えが広がった |
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瓦と土壁で2重の防災対策が施されています |
出典元/災害絵図集(社団法人日本損害保険協会)